3D迷路表示の工夫
本日の記事は、表示環境が暗いと分かりにくいです。
3D迷路の表示について、以下の機能を考えています。
- 視界外の記録済みブロックを表示
- 未記録ブロックにマーカーを表示
- 迷路を縞模様で表示
- 視覚記号・視覚画像の相対表示位置を指定
- 遠近感をもたらす明るさ調整
線画のテスト
変更前
以下は現在の画面です。視界の設定はウィザードリィのロミルワ相当ですが、画面には左手に壁があるだけです。
変更後
以下は上に挙げた項目のうち、明るさ調整以外の機能を組み込んで、同じ場所を表示したときのスクリーンショットです。表示環境が暗いと縞模様は見えません。
テストでは記録済みのブロックに限り、視界を超えた場所まで表示しています。クエスチョンマークは未踏破ブロックを表し、主人公がそこに行くと取り除かれます。クエスチョンマークは上ぎみに表示してみました。
これらは、すべてのシナリオに適合する機能ではないので、オプションにするつもりです。
迷路画像との組み合わせについては一部非対応にするかもしれません。おそらく視界外ブロックは専用画像を用意した場合のみ対応、縞模様は非対応、というあたりが妥結点かなと。
遠近感をもたらす明るさ調整
これは実現の可能性という点で未知数ですが、迷路の奥を暗く、という処理を入れたいと思っています。以下はユノアシルンさんのアフターレジェンド(http://www.geocities.jp/y_u_n_o_a/)でテストしたときの表示結果です。
現在の表示
現在は以下のように表示しています。
明るさ調整後の表示
明るさを調整したあとの表示です。全体的に暗いので注意です。
……と、今回の調整はちょっと暗すぎました。実際の明るさは調整しなければなりません。が、この機能を入れても今より明るくなることはないので、プレイヤー的には雰囲気が出るけど見づらくなる、が直感的な感想になると思います。
シナリオ側では、遠くが暗くなることを想定して、明るめの画像を準備しておくことも必要になってきます。
課題
明るさの調整については、実現したとしても綺麗になるか分からないこと、処理速度面でのデメリットが大きいことから、まだ思案の段階です。
他の機能は入れても害がなさそうなので、順次入れていきたいと思っています。縞模様については現在でもシナリオ作者がその気になれば指定できますね。